＜レッスン２４＞


今回もベッドに寝ころんだままでもできる｢股関節と腹筋に効く｣運動です。ヨガは本来、空腹で行うのが良いとされています。朝、起きた時にやれば体もしっかり目覚めるはずです。ヨガは、実はそんなに難しいポーズばかりじゃありません。たとえば、いつもより意識して、長く呼吸をするだけでも体の中がスッキリするのを感じるはず。

	（1）ベッドに寝ころんだまま、リラックスした姿勢になって下さい。両手を少し広げて、体を安定させたほうが楽かもしれません。
	（2）片足を上げ、ヒザを90度に曲げましょう。
	（3）息を吐きながら、上げた足を左右にツイストさせます。足を下ろすとき、体がかたい人は肩が浮きそうになるかもしれません。肩は浮いても構いませんので、まずはしっかりと足を下ろし切るようにして下さい。そのままの姿勢で何度かゆっくり呼吸して、息を吐く度に、浮いていた肩をベッドに付けるようにしてみるのもいいかもしれません。
	（4）次は、両足を上げてヒザを曲げます。片足でやったのと同じように、ゆっくりと左右にツイストさせます。心の中でリズムを刻んで楽しく動いてみましょう。でも、勢いを付けて足の上げ下ろしをしないように気をつけましょう。動きのリズムと速さは、呼吸に合わせて。
	（5）そのまま、両足を真上に伸ばします。
	（6）伸ばした足を、左右にツイストです。息を吸って足を上げる、吐きながら下ろすのが基本です。
	（7）左右に、ゆっくり繰り返します。戻すときに反動を付けないようにすると腹筋を鍛える効果があります。

＜仕上げのポーズ＞ 最後に仕上げのポーズです。両手両足を真上に上げて、力を抜いてぶらぶらさせましょう。ふざけているみたいに見えるかもしれませんが、「虫が死ぬポーズ」と呼ばれるヨガポーズなのです。